インディアナで今年使った農薬。

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インディアナポリスでの畑仕事。
一段落したところで、今年使った農薬をまとめてみました。

1年目の昨年は、農薬はほとんど使わなかったため、畑の作物は
アメリカの強力な虫たちに襲われて、壊滅しました(涙)。
・・・・なので、今年は積極的に活用。。。



筆頭は↑、BT剤。カイコの病死体から見つかった細菌農薬

この細菌、最初に見つけたのは明治34年(1901年)、日本人の
研究者でした。カイコの卒倒病の細菌なので「serovar sotto」の
名前が残っていますが、新種の細菌として登録しなかったため、
10年後ドイツ・チューリンゲンで全く同種の細菌が発見され
バチルス・チューリンゲンシス(BT)と命名されました。

商品化もヨーロッパから世界中に広がり、現在では、BTの結晶
タンパク合成遺伝子を作物に組み込んだ「遺伝子組み換え作物」の
実用化に結びつきました。

環境・生態系に対する問題で話題の「遺伝子組み換え作物」とは
まさに、これのことです。

明治時代の発見。その当時の処置しだいでは、後の世界が
全く変わっていたかもしれません。


BT剤・・・青虫・毛虫専用ですが、これが効果絶大でした。
昨年のおびただしい数の青虫・尺取虫、管理人も刺された巨大毛虫が
ほとんどみられません。

青虫・毛虫以外には、効果ないので、ミツバチがブンブン飛んでいても
気にせずスプレーできます。

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時期的に、青虫・毛虫の次に現れたのが↑これ・・・
Flea Beetle・・・・ハムシ。日本のより、かなり小さい。

夏に、アブラナ科の小松菜・水菜を植えたので、青虫・毛虫を優先的に
警戒していました。先のBT剤が、思いのほかよく効きましたので、
安心してしまったところに、これの来襲をうけたのです。

おかげで、葉物野菜は一晩で穴だらけに・・・
この虫は、とにかく数が多く、成虫・幼虫ともに葉を食害します。

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このハムシに対抗するため、↑ピレスリンを使用。
いわゆる「除虫菊」の成分です。
しかし天然物質の「除虫菊」は、効果が不安定なので、科学的に
合成された「ピレスリン」です。合成薬なので、アメリカでは、
オーガニックではありません。

でも、その割には、効き目は微妙・・・・・
効果がないとはいえないものの、BTのように抜群の効き目・・ではない。

もともと効き目が弱いのかもしれませんね。
オーガニックな「除虫菊」は、ノックアウト効果はあるものの、
倒れた蚊も、しばらくすると飛びたって逃げる・・という程度ですから。。

それでもミツバチや魚には害が出る、というので農薬としては??

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ピレスリンが芳しくないので、次に↑を使用。

甲虫用BT剤ともいうべきビートル・ビーター(カブト虫叩き)。
これはオーガニック農薬です。土壌菌から見つかった農薬ですが、
青虫用のようには、使い勝手がよくはない。

かなり広範な動物に害が出るため、広いアメリカでもこれの
使用が許されている州は多くはありません。大体、農業州は
使えません。なんか、矛盾しますが、そんなものか・・・

効き目は、ピレスリンよりは効くかな。。。。

実はこれの主成分は、家庭菜園用には色々な殺虫剤に使われています。

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これも、ごく普通の家庭菜園用農薬ですが、成分・構成ともビートル
ほとんど同じもの。。。でも、対象は青虫・毛虫・スリップス、
ハモグリバエ、コバエ、アリ、コロラドポテトビートル、ネコノミ。

まァ、なんでも効くようです(笑)。その上、オーガニック。。。

結局、BT剤と↑、2種類あれば、まあまあ満足できる結果になるのでは
ないでしょうか。オーガニックだから、安全とかは全然いえないのですが、





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の世界的権威・故ピーター・
カーター氏に師事すること
10年余。

英国王立園芸協会、
ロンドン本部に所属すること
30年余のハーバリストに
して、収集家。

アメリカ・ノースカロライナ
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ガーデナー。
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