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アメリカでイチゴミルクとアオムシと。。。



しばらくぶりに30℃を超えたインディアナポリス
夜半から雷雨になる、というので温暖前線が通過中のようです。

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今の季節は、お花ガーデニングではプランティングも一通り終えて、
週一草取りが日課になっているはず・・・なのですが、
野菜畑の方は、まだまだ苗を育成中。
温室からは、毎日苗が吐き出されてきます(汗)。

嬉しい事はうれしいのですが・・・葉物野菜は、ちょっとサボると
一気にジャングルになりますので、気が抜けません。

それに、気温が上がってくるこの時期は・・・・

RIMG0260.jpg

・・出てきました。。。

まず、アブラムシ。そして、見えないけれどダニ。
間髪をいれずに台頭してくるのは・・・「アオムシ」。。。

これは、大食漢ですからね。姿が見えるくらいに老成化したら、
葉っぱ野菜は、ほとんど食べつくされてしまいます。
おまけに、アブラナ科が大好きです!!

屋外ならば、こういう小さな幼虫は蜂や肉食昆虫のいい餌に
なるので、滅多なことでは老成化できないものですが、
捕食者の少ない温室内では、ものすごい勢いで成長してしまいます。

幸いこの糞は、まだ小さいので虫体もまだ成長していないでしょう。

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アオムシには、アブラムシに使った「粘着くん」は役に立たないので、
今回は、オーガニック農業で使う「生物農薬」を使います。

RIMG0153_20130610114432.jpg

BT剤。。。細菌を利用したかなり古くから使われてきた殺虫剤です。
マスターガーデナーでも、推奨されているオーガニック農薬
細菌の結晶タンパクと胞子(芽胞)です。
胃液が酸性の哺乳類には安全です。胃液がアルカリ性の生物にのみ
毒となります。つまり蝶や蛾の幼虫が食べると卒倒死します。
食毒として機能するので、天敵には影響しません。

これの発見は早く、1911年には菌が特定され、アメリカでは
1930年に農薬が市販され世界各地で使われました。
日本では、1981年になってやっと農薬登録されたので、
なんと!!半世紀以上遅れています。

日本は、なぜかこういう方面の研究・実用化が遅い。
日本で「オーガニック」といわれだしたのも、ごく最近の話、
21世紀になってから・・・ですものね。
苦手分野ですね。。。

温室内に規定濃度で、たっぷりスプレーしておきました。
アオムシが、この菌が付いた葉をかじった後に発効するので、
効果が出るには、歯型が残るんでしょうね(笑)。
結果がでるまで2,3日はかかるそうです。。。


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なんにしても、外気温30℃越えでの温室内作業は・・暑い!!

おやつは・・・・「いちごみるく寒天+あんこ」

寒天(アガー)に牛乳にイチゴ・ジャムを溶いて、イチゴを
スライスして固めたのですが、イメージしていた「いちごみるく
味とは、ちょっと違ったので、生クリームを流し込んで、上に
小豆餡を載せた「フルーツあんみつ風」にしてみました。
暑い時には、冷たくて甘い物が効きます。。。。






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非公開コメント

No title

もう30度越えですか。暑いでしょうね。
いちごミルク寒天のあんこ添えが涼しげでとても美味しそうです。
日本の農薬事情は遅れているんですね。
何か理由があるだと思いますが、
オーガニック農薬などもっと技術の進歩があってもよさそうですね。
虫退治がうまくいきますように。

ぐりこさま

こんにちは。
気温は高くなったのですが、湿度も下がったので、爽やかでした。
温室の中は蒸し風呂でしたけどね(笑)。

日本は化学農薬はたくさん使っているのですよ。なにしろ集約農業ですから(笑)。
狭い土地でぎりぎり量産するので、オーガニックのような自然に歩み寄る
ゆっくりした農業には興味がないのでしょう。
そういう処は、有毒な安い農薬を大量投入する中国となんら変わらない意識構造です。
日本の購入者が、そのような食品を期待しているのでしょうね。

No title

こんにちは。
BT剤、早速調べてみたいです。
テントウムシの幼虫とか簡単に買えるといいのにと思います。
農薬にしろ食品添加物にしろ基準がゆるいとおもいます。
本気で耕作放棄地を活用すればいいのに、と思うのですが、様々なしがらみ?などがある事も知りがっかりしました。そしてきれいな野菜を食べたいの人が多いのでしょうね。
以前、大手の野菜の宅配を利用したら、こだわって作っているようでしたがみんな味がしない野菜ばかりでした。でも高いんですよ(笑)

まつもちゃん 。。。

こんにちは。
BTは、もうかなり古い農薬なので今更・・の感があるのですが、
家庭園芸では安心して使えます。

日本の場合、農民票が欲しい故に消費者を無視しています。
流行で有機をやっても、付け焼刃です。
きっと、味には「拘らなかった」のでしょうね(爆笑)。
こちらの大手オーガニック・スーパーは、日持ちはしないし値段も高いですが、
素晴しく美味しいものばかり並べています。痛めば即、捨てられます。
旬の物以外は、まずいので並べない方針だそうです。

No title

わ、細菌を使った農薬なんていうのがあるのですね。初めて知りました。それにしても日本は遅れていますね。
イチゴミルク餡蜜、おいしそうです。イチゴミルクの味にはコンデンスミルクかなって思います。

Sakulanboさま

こんにちは。
日本人から見ると、何かしら新しげ・・ですが、実はもう1世紀も昔の細菌農薬です。
使い古されているので、いいところ悪いところ共に知り尽くされています。

ああ!そうですね。イチゴみるくはコンデンスミルクが合いますね!
生クリームに拘りすぎていたようです。ありがとうございます!!

BT剤

トロピカルストームが去ってフロリダにもようやく晴れ間が出てきました。
温室、欲しいな~。ってずっと思ってましたがやはり害虫が発生しちゃうんですね。
タピオカ粉を使ったアブラムシ退治は早速やってみようと思いました。
確かに片栗粉だと効き目が薄かったです。。
BT剤の存在は目からウロコ。
こんなのがあったなんて全然知りませんでした。
イチゴミルクも美味しそうです~。
餡子食べたい!

ミモザさま

こんにちは。
うちの温室は季節はずれの冬に、展示品を交渉して$300で買ったものです。
半額でした(笑)。ここでは寒さ対策ですが、南ではストームの避難場所に
使えますね。

アオムシには粘着剤は効果ありませんので、昔から使われてきたBTです。
アマゾンでも売っていますが、大型のDIYショップならあると思いますよ。
プロフィール

Laceyblue

Author:Laceyblue
有名だけど地味なハーブ
Rosemaryに魅せられた
管理人が世界の各地から
ハーブと生活情報を
紹介します。

ニュージーランドで
ラベンダーとローズマリー
の世界的権威・故ピーター・
カーター氏に師事すること
10年余。

英国王立園芸協会、
ロンドン本部に所属すること
30年余のハーバリストに
して、収集家。

アメリカ・ノースカロライナ
州ナーセリー・ライセンス所持。
正規登録ナーセリー経営。
ナーセリー・ビジネスにて
起業。アメリカで会社設立。

(このブログのルール)
外から見るとよくわかる。
日本と日系社会に対する
辛辣な批評は「愛情」です。

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(略歴)
英国王立園芸協会本部会員。
英国ハーブソサエティ会員。
アメリカハーブ協会会員。
インディアナ・マスター
ガーデナー。
ノースカロライナ・マスター
ガーデナー。
ノースカロライナ州登録
農場経営(オーナー)

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